エネルギーの交換と循環

( 1804字 / 約5分で読めます )

効果、効能を聞いてからでないと行動ができない人が多いですね。

「 お金をいくら払えば、このような問題が解決する。」
といった明確な答えがないと行動ができない。

ウェブサイトを見れば どんなものにもメニュー表があって、どんなものがどれくらいで手に入るかの相場感がすぐにわかります。

例えば、あなたが「 今 めちゃくちゃ歯が痛い 」という問題を 治療費を払って 歯医者さんに直してもらうとします。
痛みが消えれば 効果効能が ハッキリわかりますよね。

これは価値の交換です。
明確な痛みに対しての 「 治療という価値 」 と 「 お金という価値 」の交換ですね。

ここで あなたに 質問があります。

もし、あなたが歯医者さんで、あなたの子供の歯が痛くなったら、同じ治療をした時に 治療費を請求しますか?

子供からは お金ではなくて「ありがとう」という感謝で 十分と思うのではないのでしょうか?
いや、感謝さえ必要ないと思うでしょうね。

逆に「 歯が痛くなくなって良かったな。」うれしくなるんじゃないでしょうか? 

その子供は、「 自分も歯医者さんになって人を助けたい。」と思うかもしれませんね。
そして、歯医者さんにならずとも、誰かを助ける習慣が身につくかもしれません。

お父さん・お母さんであるあなたを 何らかのカタチで助けてくれるかもしれません。
あなたが求めなくても自然にね。

これが 価値の循環です。

価値の交換とは全く別のものです。

「 価値=お金 」と表現すると分かりやすいですが、実際は「 価値=エネルギー 」なのです。
そう考えると「 お金=エネルギー 」ともいえますね。

お金というエネルギーを交換する か 循環する かという比較から始まっていますが、実は逆なんです。

エネルギーを交換する場合には、お金が必要で、エネルギーを循環する場合はお金は必要ではないのです。

エネルギーを お金に変えてから、そのお金を渡して 欲しい何かを得るのが交換ですね。
というわけで、相手から何かを得ようとする場合は、お金が必要になります。

次に エネルギーを相手に渡すことで始まるのがエネルギーの循環です。

循環の方は、相手から何かを得ようとは思っていませんよね。
むしろ相手に与えたい気持ちしかないです。

ただ、遠方の人や1回きりの相手とのエネルギーの交換の際にはお金は便利な道具になります。
相手が遠くなれば遠くなるほどお金という手段は便利になります。

日本国内なら円というお金で価値の交換ができますし、海外に行ってもドルという通貨である一定の国までは価値の交換をすることができますからね。
ただ、その便利さは限定的なものです。

自国の通貨しか信用しない国の人にいきなり1万円札を渡しても、それはただの紙切れですからね。

このことは 日本に ずーっと いるとついつい忘れてしまいますよね。
で、お金は万能みたいな勘違いを起こしてしまう。

ちなみに、遠方の人や1回きりの相手という対象の解像度をもう少し上げると、「 言語や価値観が違う人もしくはその可能性のある人 」となります。
要するに お金は 交換を広範囲で行うための手段なんです。

逆に言語や価値観が同じもしくは限りなく近い人同士であれば、お金は必要ないんです。
相手にエネルギーを渡すことですべては解決するんですよね。

もう少し踏み込んだ話をすると、交換で利益を生むことはできますが、エネルギーは増えません。

価格と原価の差分が利益となるので、利益はお金として残っていきますよね。

対して、エネルギーの循環の中では ご自身の成長という副産物をエネルギーとして得ることができます。
「 なさけは人のためならず。」というでしょ。

あと、エネルギーをお金に交換はできますが、お金をエネルギーに交換することはできないということも重要なところです。
エネルギーというと漠然としてピンとこないかもしれませんが、この世的にいうと信用とか信頼といった言葉に置き換えると分かりやすいかもしれませんね。

結局のところ 自分が渡したエネルギーに対する費用対効果というリターンを 相手からもらおうとするから循環が始まらないのです。
循環の中では、ご自身の成長という変化が最大のリターンであり、その成長の結果 新しいエネルギーを生み出すことができるのですから。

このように「 価値の交換 」と 「 価値の循環 」を理解しておけば、お金に振り回されることが少なくなると思いますよ。
    
    
    
   
     

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